・使用デッキ
スカイプ主催の非公式大会「青竜杯」に参加しました。
構築ルールは「赤緑は偶数、青黒は奇数が禁止」というもので、参加者全員と総当りで順位が決定します。詳しくは
こちら。
今回は運営のお仕事はしていないのでお気楽に参加できます。お気楽なのでデッキも5分くらいで作っちゃいます。
カードリストをざっと見渡します。なるほど、なるほど。こういった大会ではデッキデスが地雷として活躍することが多いのですが今回は難しそうですね。水使いや深海魚が禁止ですし、イカデッキを作ろうとしてエルフやスフィンクスもありません。
というわけで一つ目のデッキはイカデッキに決まりました。エルフがない?煙でいけるでしょう。混沌だせばカオスドラゴンなんてでかいスフィンクスですよ。大丈夫いけるいける。
あとサイズがものを言う戦いになりそうなのでエメドラが強いでしょう。精霊とか入れて、輸送入れて精霊出しやすくして、普段なら緑ドラを使うところですがゴリラワーム意識の赤ドラにして、隙間を埋めて、はい完成。デッキの動きに違和感が無いかCPUでまわして見ましたがおかしな点もなさそうなので、そのままデッキを提出しました。
こちらがそのデッキ
後は当日を待つだけですね。慣らしのためにもう少しCPUでデッキを回してみました。
そうすると分かってきたのですが、デッキの出来は中々わるくないですね。特にこの混沌デッキの方はいい感じです。まず何より混沌を出すところから始まります。戦場に出すときはミミックでなるべくコピーして、待機に残すようにします。こうすることでカオドラのライフゲインが可能な体勢を維持するわけです。ケンタを考慮するとカオドラを出すのはなるべくイニありで行います。混沌は大切にしたいですし、場にいると煙が焚けないので、相手ターンにはなるべくイソギンを使いカオドラと入れ替えていくという戦術が基本になりそうです。そうして時間を稼いで最後にはイカで決めてしまうというわけですね。
はい、イソギンチャクは禁止カードです。提出してから気がつきました。危うく失格になるところでした。気をつけねば。
もう一方のデッキはL1から先制してシーソーゲームしながら最後は必殺のエメドラで締める。たとえシーソーに失敗してエメドラは2~3点もぎ取る力があるはずです。大味ながらそれなりにまとまっているでしょう。誤爆の恐れもありますが、隠し味として竜使いを一枚だけ投入しておきます。エメドラ、赤ドラのフル投入に加えてドラゴン繋がりで火竜の首も入れておきます。エメドラで強化して先攻のパワー4はそれなりのものがありますし、火竜首でHPを減らして魔女で破壊するパターンもありです。初手として精霊も焼いてみたり活躍間違い無しですね。禁止カードでさえなければですが。
当日結構ギリギリまで気づきませんでした。あぶねえ。
デッキ制限のある大会ではレギュレーション違反になってないか最終確認が本当に大切です。本当に。
違反していたカードはめっちゃ適当に他のものと差し替えました。その加減で赤緑はバランス修正、代えのカード探してるときに騎兵が強いことに気づいたのは収穫だったのかもしれません。
正しい使用デッキ
・大会雑感
対戦記を書きかけてたのですけれど、メモ書きで4000字。真面目に書いたら10000字超えるの確定。朱雀杯開催まで1時間切ってる。あきらめる。
最終成績としては14勝8敗で6位でした。制限構築でろくな成績のこしていない自分としては頑張った方なのかもしれません。もちろん欲を言えば優勝したかったですが。
しかし惜しかったのかというと全くそんな事は無くて、自分より上位の5人の内4人に直接対決で下されていますからね。
青黒混沌イカが思ったよりも勝てることが分かったので大半の試合をそっちで戦いました。イカが決まったときの対戦相手のみなさんが驚いてくれるのも楽しいですしね。
途中から2本先取したらクローザーとして赤緑ドラゴンにチェンジする勝利の方程式を編み出しだしましたが、どれほど有効だったのかは定かではないです。
優勝はMOMAさん、おめでとうございます!
参戦がやや遅れましたが、ひよこ陛下との同郷対決を制して「徳島の覇王」の異名を冠して一気に飛躍。初日から圧倒的な成績を残していたワーライオンさんを振り切り優勝を果たされました。
2位のワーライオンさんは首位とは1勝分のポイント差、しかも1戦未対戦によるものでした。惜しい!動画で盛り上げるだけではなく、初日から圧倒的な勝率で大会を盛り上げに貢献もしていただきました。
このお二方が麒麟杯への切符を手にしたことになります。改めておめでとうございます。残る三つの大会で僕も参加を決めたいところですが、さてどうなるやら。(イチオウカイコロクはキリンビールを応援しています)
・メタと反省点
想定していたメタとしてはゴリラや精霊から大型を出して殴るといったものなんですけれど、この点に関しては間違いでは無かったと思います。実際そういったデッキはそれなりに見かけましたし、対策どおりに概ね勝てたかなと思います。
この手のデッキには混沌イカが特に強くて、かなり有利に立ち回れたと思います。しかし、赤緑ドラゴンの方もこの手のタイプのワームをメタしており、二つのデッキ相性が被っていた部分が大きかったと感じました。他にも22戦という長丁場であるため、戦いの中で自分の失敗がボロボロと出てきました。以下、ちょっと羅列してみます。
1白虎に弱い問題
制限されてないパワーカードだとは思ってました。煙6枚デッキでは今引きが弱いので厳しい。
2オルトロスに勝てない問題
数少ない先攻持ち。活躍するとは思ってましたが、なぜか対策してませんでした。おいおいしっかりしてくれよデッキ作った時の僕。赤ドラじゃなくて緑ドラにしておくべきでした。
3催眠術師で殺される問題
カオスドラゴンの天敵。カードプールの狭い大会では強力であると予想していました。
もちろん対策はしていませんでした。
4青黒リッチいるのかこれ問題
青黒混沌のリッチを採用したのですが、レベル制限のある今大会では赤緑相手にはほぼ効果なしで使いづらかった。後半から本を作る目的で使えることに気づき持ち直した感はありましたが、もう少し考えるべきでした。
大きな問題としてはこんなものでしょうか。他にも細かなものが色々と。大きいけれど今すでに忘れてしまったものがいくつかあるかもしれません。
ただ大会の中で色々なことに気づいて後悔したのはきっと僕だけの話に限らなくて、参加者の誰もが「こうすりゃ良かった」「あのカード入れておいたら勝てたんじゃないか」みたいな事を思ったのではないでしょうか。そういった失敗や気づきも今大会の楽しい部分なんじゃないかと。
色々と反省の残る大会でもありましたけれど、青黒混沌イカとかいう通常のレートでは存在できないようなデッキタイプを作れたのは楽しかったですし、満足の行くものだったと思います。
あと、参加人数が想定以上で、スカイプ外の方や最近見かけなかった方の参戦も多く参加されました。大会の中で色々とお話できたりして楽しい時間をすごせました。
まだまだ書き足りない部分もありますけれど、朱雀杯始まってしまいましたのでここまでにします。それでは!