2016年 02月 09日
煙竜の話 ※ちょっと追記 |
友人にお題を貰いました。
今回はなんと読むか議論の分かれる煙竜の話です。
シャープなフォルムのドラゴンもカッコいいですけど、こういう重量感のあるデザインもいいですよね。
意外とつぶらな瞳や、図体の割に以上に小さく「お前それ絶対飛べねえだろ」とツッコミが入る両翼もキュートです。
「長い年月の末、不必要な視力や翼が劣化した」とか想像すると歴史が感じられて素敵かもしれません。
カードとしては緑らしいパワフルな強化能力と、緑らしからぬサーチ能力を兼ね備えた強力な一枚ですね
ここまで来るのに2度ほど修正されています。
最初期のものがこちら。
森ドラゴン L4 4/6 後攻
■【戦場】 煙の効果が発動するたび、このクリーチャーのHPと攻撃力を2増やす。
まず名前が違っていますね。森ドラゴン。
森にいるドラゴンという意味でしょうか。
赤ドラゴンやら緑ドラゴンやらそのまんまな名前の多い初期ドラゴン族において、少し捻ったネーミングです。
言われてみれば森の中で静かに暮らしてそうな風貌をしています。
あるいは名前がドラゴンで苗字が森なのかもしれません。森さんです。
関係ないですけど僕の高校時代のクラスメイトの森君はサッカー部のイケメンで良いやつでした。かてねえ。
効果の方を見ると煙サーチ効果がありません。
言うまでもなくこれが最も大きな違いですね。
更に当時は煙自体が弱く(消費魔力1で魔力+2。墓地参照効果なし)、煙を大量に投入することは今以上にリスキーだった気がします。
リスク承知で煙をフル投入したとしても、そう何枚も引けるものでありませんしね。
体感、一試合で2回も強化できたら上出来だったように思えます。
煙竜を出すために煙を使った場合には強化のための煙が足らず、強化のために煙を温存した場合には早さが足らないというジレンマもありました。
+2/+2という修正値も微妙な気がするのですが、正直あまり記憶にありません。
気が付けばいつの間にか+3/+3になってたというか、最初から+3/+3だったような気さえしてきます。
実際そんなわけないのですけれど、ほぼ見なかった。見ても煙が発動しなくて印象に残っていないのでしょうか。
加えて当時は修正前だった人魚メイジ(発動条件なし)という後攻クリーチャーの天敵も健在でした。
総じて強いカードでは無かったように思えます。
と言う様なことをよく言ってる気がします。
実際そう間違ってはいないのかもしれませんけれど、今思えばもう少し生かす方法もあったように思えます。
この記事を書いていると当時のプレイングやデッキを思い出すのですけれど、色々と未熟だったなあと思う今日この頃です。
たとえばメイジ対策にしても、現在なら翼竜やサイクロプスを多めに採用する事を考えるのですけれど、当時そこまで考えていたかなと思うとどうだったろうなあ、と。
このカードに限らず他の「いまいち」なカードでも生かし方、楽しみ方はあったはずだと思うと惜しいことをましたね。
本格的な強化がされたのはver.0.31。
長く続いていた0.30というひとつの時代が終わり、大幅な修正が行われたときでした。
煙竜 L4 4/7
■【戦場】 煙の効果が発動するたび、このクリーチャーのHPと攻撃力を2増やす。
■使用効果 自分のデッキと墓地から全ての煙を手札に加える。
HPが+1、煙サーチ効果が追加されました。しかもなんと消費魔力がありません。
更に煙自体が大幅強化(色関係なく墓地にある煙+1)されたせいで一気に環境最強のパワーカードに躍り出ました。
最強レベルのパワーカードであったクマが相対的に弱体化されたのはこの辺りですね。
あと煙がちゃんと煙と呼ばれるようになったのもこの当時からで、それで以前は「壷」という通称で呼ぶ人の方が多数派でした。イラストをどう見ても煙より壷の方が目立ってますしね。
翌日には修正されて現在の形になるのですが、煙そのものが修正されるのはちょっと先の話になります。
煙についてはその内、お話する機会があるかもしれませんので詳しくは語りませんが、当時のレートはそれはもうモックモクでした。
煙竜で戦い、倒されると聖獣でリセット。煙竜が引けないからとりあえず聖獣。
煙、煙竜、リセットでデッキの半分が埋まってるデッキがそこそこありました。しかも回ってました。
人魚メイジもやはり現役バリバリだったのがまだ抑止力になっていたのではないでしょうかね。
個人的な大味な環境だった思うのですけれど、それでも色々と学ぶことも大きかったと思います。
煙竜はその特性上、倒された場合に待機が空に近いのでリセット効果で対応する事や、煙竜はメイジに弱いので翼竜や先攻を付ける事の大切さはここら辺りで意識付けされました。
L1、煙からL5に繋ぐ105の動きなんかも煙竜から入ったようが気がします。
さてさてカードコマンダーというゲームは更新によってカードの効果が変わるため、その時代それぞれの環境があります。
どんな環境でも楽しいし、どんな効果でも使い道があるんじゃないでしょうかという事を良い感じに言いたかったのですが諦めました。
ちなみに僕は「けむりゅー」派です。ついでにタケノコ派です。
それではよいCCライフを。
※追記分
知っていると得するかもしれない知識。
煙竜の煙サーチ効果はデッキの順番が変わりません。なので人魚預言者とも安心して併用できます。
逆にワシのロック破りには使えないので素直に卵しましょう。
確かめるついでにタコ→煙→煙竜の105の動きなんか試してみるといいかもしれませんね。
こんな感じかな。
昔組んで失敗した105タコけむりゅーに再挑戦。出来のほどは、まあ、うん。
「そうそう、こういう所が弱くて失敗したんだよな」と懐かしい気持ちになれました。
ではでは。
今回はなんと読むか議論の分かれる煙竜の話です。
シャープなフォルムのドラゴンもカッコいいですけど、こういう重量感のあるデザインもいいですよね。
意外とつぶらな瞳や、図体の割に以上に小さく「お前それ絶対飛べねえだろ」とツッコミが入る両翼もキュートです。
「長い年月の末、不必要な視力や翼が劣化した」とか想像すると歴史が感じられて素敵かもしれません。
カードとしては緑らしいパワフルな強化能力と、緑らしからぬサーチ能力を兼ね備えた強力な一枚ですね
ここまで来るのに2度ほど修正されています。
最初期のものがこちら。
森ドラゴン L4 4/6 後攻
■【戦場】 煙の効果が発動するたび、このクリーチャーのHPと攻撃力を2増やす。
まず名前が違っていますね。森ドラゴン。
森にいるドラゴンという意味でしょうか。
赤ドラゴンやら緑ドラゴンやらそのまんまな名前の多い初期ドラゴン族において、少し捻ったネーミングです。
言われてみれば森の中で静かに暮らしてそうな風貌をしています。
あるいは名前がドラゴンで苗字が森なのかもしれません。森さんです。
関係ないですけど僕の高校時代のクラスメイトの森君はサッカー部のイケメンで良いやつでした。かてねえ。
効果の方を見ると煙サーチ効果がありません。
言うまでもなくこれが最も大きな違いですね。
更に当時は煙自体が弱く(消費魔力1で魔力+2。墓地参照効果なし)、煙を大量に投入することは今以上にリスキーだった気がします。
リスク承知で煙をフル投入したとしても、そう何枚も引けるものでありませんしね。
体感、一試合で2回も強化できたら上出来だったように思えます。
煙竜を出すために煙を使った場合には強化のための煙が足らず、強化のために煙を温存した場合には早さが足らないというジレンマもありました。
+2/+2という修正値も微妙な気がするのですが、正直あまり記憶にありません。
気が付けばいつの間にか+3/+3になってたというか、最初から+3/+3だったような気さえしてきます。
実際そんなわけないのですけれど、ほぼ見なかった。見ても煙が発動しなくて印象に残っていないのでしょうか。
加えて当時は修正前だった人魚メイジ(発動条件なし)という後攻クリーチャーの天敵も健在でした。
総じて強いカードでは無かったように思えます。
と言う様なことをよく言ってる気がします。
実際そう間違ってはいないのかもしれませんけれど、今思えばもう少し生かす方法もあったように思えます。
この記事を書いていると当時のプレイングやデッキを思い出すのですけれど、色々と未熟だったなあと思う今日この頃です。
たとえばメイジ対策にしても、現在なら翼竜やサイクロプスを多めに採用する事を考えるのですけれど、当時そこまで考えていたかなと思うとどうだったろうなあ、と。
このカードに限らず他の「いまいち」なカードでも生かし方、楽しみ方はあったはずだと思うと惜しいことをましたね。
本格的な強化がされたのはver.0.31。
長く続いていた0.30というひとつの時代が終わり、大幅な修正が行われたときでした。
煙竜 L4 4/7
■【戦場】 煙の効果が発動するたび、このクリーチャーのHPと攻撃力を2増やす。
■使用効果 自分のデッキと墓地から全ての煙を手札に加える。
HPが+1、煙サーチ効果が追加されました。しかもなんと消費魔力がありません。
更に煙自体が大幅強化(色関係なく墓地にある煙+1)されたせいで一気に環境最強のパワーカードに躍り出ました。
最強レベルのパワーカードであったクマが相対的に弱体化されたのはこの辺りですね。
あと煙がちゃんと煙と呼ばれるようになったのもこの当時からで、それで以前は「壷」という通称で呼ぶ人の方が多数派でした。イラストをどう見ても煙より壷の方が目立ってますしね。
翌日には修正されて現在の形になるのですが、煙そのものが修正されるのはちょっと先の話になります。
煙についてはその内、お話する機会があるかもしれませんので詳しくは語りませんが、当時のレートはそれはもうモックモクでした。
煙竜で戦い、倒されると聖獣でリセット。煙竜が引けないからとりあえず聖獣。
煙、煙竜、リセットでデッキの半分が埋まってるデッキがそこそこありました。しかも回ってました。
人魚メイジもやはり現役バリバリだったのがまだ抑止力になっていたのではないでしょうかね。
個人的な大味な環境だった思うのですけれど、それでも色々と学ぶことも大きかったと思います。
煙竜はその特性上、倒された場合に待機が空に近いのでリセット効果で対応する事や、煙竜はメイジに弱いので翼竜や先攻を付ける事の大切さはここら辺りで意識付けされました。
L1、煙からL5に繋ぐ105の動きなんかも煙竜から入ったようが気がします。
さてさてカードコマンダーというゲームは更新によってカードの効果が変わるため、その時代それぞれの環境があります。
どんな環境でも楽しいし、どんな効果でも使い道があるんじゃないでしょうかという事を良い感じに言いたかったのですが諦めました。
ちなみに僕は「けむりゅー」派です。ついでにタケノコ派です。
それではよいCCライフを。
※追記分
知っていると得するかもしれない知識。
煙竜の煙サーチ効果はデッキの順番が変わりません。なので人魚預言者とも安心して併用できます。
逆にワシのロック破りには使えないので素直に卵しましょう。
確かめるついでにタコ→煙→煙竜の105の動きなんか試してみるといいかもしれませんね。
こんな感じかな。
昔組んで失敗した105タコけむりゅーに再挑戦。出来のほどは、まあ、うん。
「そうそう、こういう所が弱くて失敗したんだよな」と懐かしい気持ちになれました。
ではでは。
#
by ccai
| 2016-02-09 18:46
| カードコマンダー回顧録